建築、食、工芸品、芸能など、長い歴史の中で育まれてきた日本の伝統技術や文化財。これらが今日まで守り受け継がれてきた背景には、職人たちの手によって繰り返し行われてきた「修復」のプロセスがあります。
先人たちの知恵や技を維持継承・発展させた「Re-Construction 修復と再構築」。
そこに携わる人々を通じて、修復中の熊本城や現代にアレンジした伝統技術に思いを馳せる特別な体験をお楽しみください。
リ・コンストラクション ツーリズムとは
熊本城は、武将・加藤清正が1601年から7年の歳月をかけて築城した、周囲5.3Kmにも及ぶ巨大な名城。自然の地形を利用した独特の築城技術が生かされ、なかでも敵の侵入を防ぐために曲線を描いた「武者返し」と呼ばれる石垣は、石工職人による技の集大成です。
また、加藤家の後1632年に入城し明治まで熊本藩を統治した細川家は、和歌・能楽・茶の湯など文化芸術に精通し、熊本には細川家代々によって継承されてきた多くの文化遺産が残っています。
2016年に発生した熊本地震により石垣が崩落し、国の重要文化財建造物も全壊や一部倒壊するなど甚大な被害を受けた熊本城。2023年現在、天守閣など一部の特別公開は再開されましたが、完全修復までには長い年月と莫大な費用を要することが見込まれています(2052年度完了予定)。
この先も続く修復作業をずっと見守り、応援していきたいという思いから、このツアー料金の一部は熊本城の修復活動に寄付されます。
歴史遺産の価値と魅力を深く味わうことができる3つのツアーをご用意しました。修復中の今しか見られない熊本城の姿や、伝統文化を継承する担い手を通じて時代を辿り、この時、ここでしかできない体験をしてみませんか。
2016年の地震被害から復旧中の熊本城。その石垣の修復に携わる専門家や石工職人の案内で、今だからこそ出会える実際の復旧作業現場を巡ります。
戦の時にサムライたちが身に着けた甲冑を身にまとって自由に城内を散策し、熊本城内の好きな場所で写真撮影を楽しんでいただけます。
夜空の下、静寂に包まれた熊本城が自分たちだけのものに。閉館後の天守閣をガイドの案内で貸し切り見学した後、全長350mの「特別見学通路」を貸し切って、熊本県内の地酒やワイン&おつまみを楽しむひと時をお過ごしください。
閉館後の天守閣を貸し切りにして、一夜限りの城主気分を味わっていただけます。誰にも邪魔されずゆっくりと城内の展示物を楽しんだ後は、最上階に設けられた特設ダイニングで特別メニュー「殿様御膳」に舌鼓。
熊本城周遊バス(しろめぐりん)
所要時間:約30分
市電
所要時間:約10分
桜町バスターミナル下車、徒歩約10分
路線バス
所要時間:約10分
桜町バスターミナル下車、徒歩約10分
新幹線
JR博多駅 → JR熊本駅
所要時間:最速33分
高速バス(博多駅:ひのくに号)
博多駅バスセンター → 桜町バスターミナル
所要時間:約2時間20分
株式会社くまもとDMC(担当:外山)
〒862-0956
熊本県熊本市中央区水前寺公園15-30
TEL: 096-276-6655
Mail: shin.kumamotojo@k-dmc.co.jp
営業時間:10:00~17:00(土曜・日曜・祝日休業)
株式会社VISIT九州(福岡県知事登録 旅行業第2-880号)
〒810-0004
福岡市中央区渡辺通2-4-8 福岡小学館ビル 5F
Mail: info@ps-q.jp
営業時間:10:00~17:00(土曜・日曜・祝日休業)
当体験コンテンツは、観光庁の「令和5年度観光再始動事業」の一環として取り組んでいます。
当事業は、訪日外国人観光客を対象とした事業であり、日本人の方は参加できません。