“店名の「olmo coppia」とは「一対のけやき」という意味。
築160年の蔵を改装した店のすぐ横に立つ、2本のケヤキの木。改装によって、店の幅の端から端まで伸びていたこのケヤキの大木の根の上に建てられたお店であること、そしてこの木のように地に足の着いた店でいたい、という思いから名付けたという。
ここでは、南阿蘇の契約農家や県内産の無農薬野菜を使用し、わずかではあるが敷地内の自家菜園の野菜も使用している。また、料理だけでなくデザートも楽しめるが、どれも素材へのこだわりは言葉だけの説明にとどまらない。
乳製品や卵はすべて国産純生クリームを使用し、中には熊本県産の産地限定生クリームを使用しているものもある。また、四ツ葉バター、薬を使っていない卵、さらに自家製卵も使用している。調味料は無添加のものを使用し、可能な限り無農薬原料のものを使用する、という徹底ぶりだ。デザートの製菓材料においても、有機粗製糖、オーガニック薄力粉・全粒粉を使用し、その他レーズン、クルミ、ドライフルーツなどもオーガニックを使用。その他、肉や魚は県内産または国産を使用し、パスタなどの加工品も可能な限りオーガニックを使用している。
生産者の思い、作り手の思い、そして料理が口に運ばれるまでの繋がりを大切にするオーナーの思いがその徹底したこだわりに表れている。ここまで説明すれば、他に言うことはない。ここでしか食べられない本物のオーガニックフードをぜひ、お試しあれ。”