開窯400年の歴史を持つ「高取焼味楽窯」。黒田藩の御用窯として繁栄した高取焼は、1606年に黒田如水、長政親子が朝鮮出兵の際に八山という陶工を連れ帰ったのが始まりである。
高取焼の特色は、時代によって作風が異なる点である。初期の作風は古高取と言われるもので、二代藩主の時代には京都の茶人「小堀遠州」の指導を受けたものである。小堀遠州の手ほどきを受けたことで、綺麗さびという質素の中に「わび・さび」の優美さを加えた焼き物に変化していった。特徴としては、薄造りであること、七色の釉薬を用いること。味楽窯では15代「亀井味楽」の作品、またその長男久彰の作品を展示販売しているので、実際に手にとって高取焼の特徴を見てみよう。
【茶道体験】高取焼の茶器を使い、日本の伝統文化を学ぼう。
日本の伝統文化と高取焼の歴史に触れる体験をこの機会にぜひ体験してみては。
<体験の流れ>
お茶室の中で高取焼のお道具を使い、季節のお菓子を頂きながら、ご自分で茶筅を振りお茶を点てていただきます。
高取焼についてのお話 → 茶道体験 → 記念撮影