“閑静な住宅街として知られる桜坂に佇む「森本能舞台」。
「能」は、中世の室町時代に観阿弥(かんあみ)・世阿弥(ぜあみ)という父と子によって大成された日本の古典演劇を代表する能楽のひとつ。特に、徳川幕府の時代には武家専用の芸能として愛され、600年以上の歴史を通して洗練され続け、これまで継承されてきた。その「能」を森本能舞台の代表で観世流シテ方能楽師であり、重要無形文化財総合指定保持者でもある森本哲郎氏が教える貴重な能楽体験レッスン。能を鑑賞するだけでなく、実際にその舞台に上がって能の世界を体感しよう。
昭和40年2月に建てられた森本能舞台は収容可能人数220名。施設内には、稽古用の舞台やお茶の稽古などにも使える和室スペース、催しの際に利用できるロビーもあり、「鏡の間」には、その名の通り大きな鏡があり、装束をつけた後の能の演者が心を鎮めて待つ部屋として利用される。能の舞台として愛されてきた施設は近年、邦楽や落語、演劇、結婚式など幅広く地域の中でも活用されている。
【体験内容(一例)】
・森本先生より「能」についてのお話
・実際に「能の実演」(参加人数等によりお囃子、装束有りに変更可能)
・舞台の上で「能レッスン」「能面体験」「能装束体験」(参加人数によりお囃子体験も可能)
※撮影は自由!記念撮影で旅の思い出を形にしよう!
「最後の質問の時間には、森本先生が丁寧にお答えします」”