“昔から開放的で型にはまらない博多人気質は、多くの祭りや伝統とともに受け継がれ、「博多」は福岡市民の心のふるさととして愛され続けてきた。その古き良き時代の博多の暮らしを、歴史や文化とともに紹介する観光施設「博多町家」ふるさと館。「展示棟」、「町家棟」、「みやげ処」の3棟で構成されており、展示物の観覧のほか、伝統工芸の絵付けなども体験できる。工芸士のもと、日替わりで博多人形、博多張子、博多独楽、博多曲物など4種類の絵付けの体験ができる。まずは体験の予約をしてから、みやげ処で絵付け体験の材料を購入し、工芸士のもとで絵付けを体験。乾いた工芸品は持ち帰れるので旅の思い出に最適。
展示を中心とする展示棟では、博多の歴史や文化、まつりに関する展示物を中心に観覧ができ、2階では博多伝統工芸の実演を見ることもできる。
町家棟は、明治中期に博多織元の住居兼織り場として建てられた町家を移築復元したもので、福岡市の指定文化財にもなっている。また博多織の実演も見ることができ、職人ならではのリズミカルで正確無比な手織りの様子を間近で見られる機会は貴重。
みやげ処では、博多の伝統工芸品や博多銘菓、山笠グッズ、書籍など販売しているのでお土産選びにおすすめ。博多の文化と歴史に興味がある人にはぜひ足を運んでほしい施設の1つだ。”