ツアー概要
・名高く由緒ある窯や有田焼を展示するギャラリーをガイドと共に訪れるプライベートツアーです。一般公開されていない工房に入り、熟練した職人から実地レッスンを受けることが出来る特別な体験です。
ハイライト
・通常は一般公開されていない今右衛門窯を訪問します。
・有田の歴史と陶磁器づくりの伝統について理解を深めることができます。
・有田焼の生みの親である李参平氏の子孫から、有田焼に関する深い知識を学びます。
・それぞれの時代により異なる有田焼の特徴について学びます。
・有田の豊かな遺産をご堪能ください。
詳細
有田焼の歴史は、朝鮮の陶工であった李参平氏が、有田泉山に陶石を発見した、江戸時代 (1603~1867年) 初期まで遡ります。李氏はその後、有田焼の陶祖として知られるようになります。 磁器産業は拡大し、やがて有田焼は日本のみならず、ヨーロッパでも高く評価されるようになりました。初期の有田焼は、藍染付けと呼ばれる独特な装飾で知られていましたが、その後明るい色の釉を使ったものや特殊な様式が出現しました。 今でも有田焼は日本で最も知られている陶磁器で、日本をはじめ世界中の芸術家や専門家から高い称賛と評価を受けています。 このガイド付きのプライベートツアーは、有田の遺産や秘密を堪能したい方のために作られました。世界最高級の陶磁器である有田焼のさまざまな様式や、他に真似のできない特徴について学ぶことができる貴重な機会となるでしょう。
九州陶磁文化館を訪れた後、知識豊富な現地ガイドが有田の歴史的な内山地区に皆さんをご案内します。そこでは400年の陶磁器作りの痕跡が残る泉山磁石場やトンバイ塀などを見ることが出来ます。また、通常は一般公開されていない、先代の13代、当代14代共に人間国宝に指定された今右衛門窯を訪れます。最後には、李参平氏の14代目の子孫から、磁器づくりのプライベートレッスンを受けます。 このプライベートツアーは、熱心な陶磁器愛好家だけでなく、日本の芸術や工芸に造詣がある方にもお勧めの特別なツアーとなります。 当体験ツアーでは、熟練のガイドが、有田町の人たちや窯元の職人たちとの交流を手助けしてくれます。
行程
10:00 — 有田駅前でガイドと合流し、九州陶磁文化館へ
10:10-10:40 — 九州陶磁文化館見学 タクシーに乗車
10:50 — 泉山磁石場、大イチョウの木、トンバイ塀、有田館、陶山神社
12:30-13:45 — アリタポーセリンラボにて昼食
14:00-14:40 — 今右衛門窯
15:00-16:00 — 赤絵座にて李参平氏の子孫と陶芸レッスン
16:15 — 有田駅に戻ってツアー終了